
そんな疑問に答えていきます。
結論としては、TechAcademy(テックアカデミー)の料金はプログラミングスクールの料金としては安い部類に入ります。しかし、大金であることは間違いありません。安いと感じる人もいれば高いと感じる人もいるはずです。

その理由をまとめていきます。
ちなみに僕がTechAcademyに入った理由や経緯については、以下の記事でまとめています。
※この記事は3分程度で読めます
TechAcademy(テックアカデミー)の料金を他プログラミングスクールの料金と比較してみる
まずは、TechAcademy(テックアカデミー)の料金が他のプログラミングスクールと比較して、安いのか高いのかを見てみましょう。
最近はプログラミング学習やエンジニアへの転職が流行っているので、プログラミングスクールもたくさんあります。
ざっと挙げると、以下のようなプログラミングスクールがあります。
スクール名 | 受講形式 | 学べる言語 | 料金 |
---|---|---|---|
TechAcademy(テックアカデミー)![]() |
オンライン
|
など |
4週間コースの場合
※その他、8,12,16週間コースもあります。 |
Tech Boost![]() |
オンライン
|
など |
最短3ヶ月〜 月額
入学金
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ポテパンキャンプ![]() |
オンライン
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など |
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GEEK JOB![]() |
通学個別指導 |
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無料 期間は最短で1ヶ月だが、基本は60日程度あるのが理想 |
CodeCamp![]() |
オンライン |
など |
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DMM WEBCAMP![]() |
通学 |
など |
三ヶ月プログラム
※3ヶ月の学習期間と3ヶ月のキャリアサポート |
確かにTechAcademy(テックアカデミー)の料金は安い

上記のとおり、他プログラミングスクールと比較しても、TechAcademy(テックアカデミー)の料金は安い部類に入ります。
最近では、無料のプログラミングスクールもあるので、それらと比較してしまうと高いと感じてしまうかもしれません。
しかし、有料で運営しているだけあって、サービスも充実しています。
TechAcademyで言うと、以下のようなものが挙げられます。
- メンターに質問し放題
- パーソナルメンターがついてくれる
- 課題をレビューしてくれる
これは僕の経験上の話ですが、メンターにチャットで質問すると、早いと数分で返信がきます。遅くても、1時間も待った記憶はないですね。
「質問なんかしなくても、検索エンジンで調べるから大丈夫」って考える方もいるかもしれないですが、やってみるとその偉大さに気付かされます。
つまらんことを悩んだり調べたりして時間を潰してしまうより、さっさと質問して解決してしまった方が圧倒的に効率が良いです。
特に僕のように仕事をしながら、学習を進めようとしている方は時間を大切にしないと、いつまでたっても学習は進みません。
要するに、お金を払って時間を買っているということですね。
TechAcademy(テックアカデミー)の料金は安い!こんな人におすすめです
TechAcademy(テックアカデミー)は、以下のような人におすすめのスクールです。
- 初めてプログラミングを学ぶ人
- これまでに独学で何かを勉強したことがない人
- サボり癖のある人
- 仕事や学業と両立したい人
- 転職したい人
これらの人達にとっては、安い料金だと思います。
初めてプログラミングを学ぶ人
プログラミング未経験者が独学で学習を始める場合、参考書を購入したりすると思います。
もしくは、Progateやドットインストールのように月1000円程度で、プログラミングを学ぶことができるサービスを使うことも可能です。
プログラミング学習サービスのカリキュラムはかなり素晴らしいので、これだけでも基礎を学ぶ事は可能です。
しかし、実際に作ったものをレビューしてもらったり、分からない事を質問したりする事はできません。
例えば、学生時代にプログラミングを少しかじっているから、復習もかねて勉強するというような場合なら、質問しなければならない状況というのは、あまり訪れないでしょう。
しかし、プログラミング未経験者の場合はそうはいきません。
様々な事を調べながら学習を進める事になるはずです。その中には調べても分からない事もあります。
そんな時にヒントを教えてくれる方がいるのは、とても心強いです。
ちなみにTechAcademyのメンターは直接的な答えは敢えて教えてくれません。
じゃあ、何を教えてくれるかというと、答えの導き方を教えてくれます。
これによって自分で解決する力が付きます。これは実際に就職や転職した際に生きてくるはずです。
また、実際に作ったものをレビューしてもらう事はとても大切です。
なぜなら、一見すると上手くできていると思っても、細かいところが間違っているだとか、このコードの書き方は仕事だと使わないのでこう書いたほうが良いといった実践的なアドバイスをもらうことができるからです。
いつでも質問できたり、課題のレビューをしてもらえて、この料金であれば安いと言えるでしょう。
これまでに独学で何かを勉強したことがない人
言葉で言うのは簡単でも、独学って結構大変な事です。
これまでに何かを独学でやりきった経験のある人は、プログラミングの学習もやり遂げることができるでしょう。
しかし、半分以上の人が挫折して、志半ばで諦めてしまいます。
諦めてしまう理由はいろいろあります。
- 学習内容が難しい
- 何から手を付ければいいのか分からない
- 勉強時間がとれない
TechAcademyのカリキュラムはプログラミング未経験者でも学習可能なレベルで作られているので安心です。
そして、簡単なことから学んでいくように作られているので、順をおって学習していけば大丈夫です。何に手を付ければいいのか分からないということは起こりえません。
また、パーソナルメンターは学習指導だけでなく、スケジュール管理のアドバイスもしてくれるので、仕事が忙しくて勉強時間がなかなか取れない時は相談することもできます。
基本的には、プログラミングスクールでの学習も与えられたカリキュラムを自分で進めていくものなので、半分独学みたいなものです。
しかし、プログラミング未経験者でも挫折しないような工夫がたくさんあるということです。
独学からの挫折で時間を無駄にするなら、TechAcademyで受講して、さっさと仕事をすれば回収できる程度の料金でもあるので、安いと思いますね。
サボり癖のある人
これは断言しますが、サボり癖のある人は絶対にプログラミングスクールに入ったほうがいいです。
こういう人に独学は100%無理です。
既に書いたように、TechAcademy(テックアカデミー)に入るとパーソナルメンターといって、学習やスケジュールのアドバイスをしてくれる方がマンツーマンでつきます。
「来週までにここまでやりましょう」といった感じのアドバイスをしてくれます。
やっぱり期限があるって大切です。
サボり癖のある人でも期限があれば、やらざるを得ませんよね。
サボらないようにするためだけにお金を払うのは安いのか高いのか分からないですけどね(笑)
仕事や学業と両立したい人
もちろん独学でも両立は可能ですが、TechAcademy(テックアカデミー)には両立向けのプランもあります。
TechAcademyには、4週間、8週間、12週間、16週間コースとあり、自分が取れる学習時間に合わせてコースを選ぶことができます。
ちなみに学習内容はどれを選んでも変わりません。
4週コースの料金が一番安く、16週コースが一番高くなっています。
4週コースというのは、一日のほぼ全てを学習にあてられる方向けのコースなので、仕事や学業と両立させるなら12週間コースがおすすめです。
両立するといっても、個人的には16週間コースを選ぶ必要はないと思います。
僕は12週間コースにしましたが、結構余裕がありました。
「ちょっと忙しくなるけど8週でも十分だったかも」なんて思います。
毎日終電で帰宅しているような人は、16週間コースも検討してみるといいです。
ちなみに複数のコースをセットで受講したりもできるので、phpコースとフロントエンドコースを同時に学ぶということもできます。
その場合の料金は公式サイトで確認できます。
TechAcademy
転職したい人
TechAcademy(テックアカデミー)はキャリアサービスもやっています。
これは受講料金だけ払えば利用できます。
よくある求人だと、応募条件に「〇〇の実務経験□年」とか書いてありますよね。
しかし、こちらのキャリアサービスは、TechAcademyで学んだ方向けの求人ばかりなので、実務経験を問われない求人もたくさんあります。
実務未経験で転職できるのか不安な方にはおすすめですね。
また、項目を入力していくだけで、履歴書や職務経歴書が自動生成されるようになっているのも地味に嬉しいポイントですね。
TechAcademy(テックアカデミー)の料金は高い?こんな人にはおすすめできません
冒頭でも書いたように、料金が安いか高いかというのは人それぞれです。
以下に当てはまる人は、TechAcademy(テックアカデミー)での受講を考え直したほうがいいかもしれませんね。
- プログラミング言語について既に基礎知識を持ち合わせている人
- これまでに独学でプログラミングを勉強したことがある人
- 高度な事をやりたい人
- 未経験・初心者からリモートエンジニアになりたい人
プログラミング言語について既に基礎知識を持ち合わせている人
TechAcademyのwordpressコースを例とします。
このコースはhtmlの基礎から学び、最終的には作ったサイトをwordpress化するというコースです。
wordpressのメインループやサブループを既に理解している方であれば、このコースを受けてもあまり意味がありません。
新しい知識を学ぶというよりも、お金を払って単なる復習をしただけになりかねません。
このような場合は、参考書を購入して勉強したほうが経済的です。
TechAcademy(テックアカデミー)のWordPressコースで学べるスキルや転職について、以下の記事でまとめています。
これまでに独学でプログラミングを勉強したことがある人
独学で勉強してプログラミングをマスターしたことある方は、受講する必要はないと思いますね。
独学が得意な人って、調べるのがとても上手いです。ようするに問題解決力があるってことです。
TechAcademy(テックアカデミー)に入ると、メンターが質問に答えてくれます。
既に書いたように、メンターは答えではなく、そのヒントであったり、調べ方、考え方を教えてくれます。
なので、自分で調べたり、海外サイトを翻訳して情報を得たりという経験のある人は独学でも問題ないと思います。
実を言うと僕はTechAcademyに通った三ヶ月間で、質問は数回しかしていません。
理由は調べれば分かるから。
僕は、たくさんのWEBサイトを運営してきて、分からないなりにコードをいじってきました。
その中で、分からない事は分かるまで調べてきました。そういう経験もあって、調べる事が普通の人より得意だと思っています。
なので、調べればすぐに分かる事がほとんどでしたね。
じゃあ、逆に何を質問したかと言うと、「このようにコードを書いてみたのですが、実際の仕事だとどのように書くのでしょうか」というような調べても、なかなか分からない事を質問していました。
ただ、これくらいの質問であれば、SNSで教えてもらったり、クラウドソーシングで依頼して教えてもらうこともできそうですよね。
高度な事をやりたい人
TechAcademy(テックアカデミー)のカリキュラムは未経験者でも理解できるように作られています。
なので、ある程度知識を持ち合わせていて、より難しい事を学びたい場合には向いていません。
結局、カリキュラムの範疇を超えてしまっている知識に関しては独学で学ぶしかありません。(メンターに質問は可能です)
高い料金を払っているのに、独学するなんて馬鹿げていますよね。
僕はWordPressコースで、配布できるような汎用性の高いテーマを作りましたが、カリキュラムにはない知識がたくさん必要だったので、大部分が独学状態でした。
これは失敗だったなと思っています。
受講する前に自分のやりたい事と受講内容が合っているのかを良く確かめたほうがいいですね。
未経験・初心者からリモートエンジニアになりたい人
プログラミングスクールを卒業しただけの未経験者をリモートで雇ってくれるところはほとんど無いと思ったほうがいいです。
実際に、TechAcademy(テックアカデミー)のキャリアサービスを見てみましたが、リモートワーク求人はかなり少ないです。
リモートを目指すなら実務経験が必須だと思いますね。
最初からリモートエンジニアになりたい方は別のスクールや方法を考えたほうがいいです。高い料金を支払ったけど、目的は達成されないという状況になりかねません。
ちなみに、フリーランスとして仕事を取ることは、やる気次第では可能です。
しかし、TechAcademyはフリーランスになるためのノウハウ等は一切教えてくれないので、結局独学することになります。
料金を払う前にメンタリングや無料体験で疑問点は全て質問しましょう
学習したい言語が決まっている方は、最初から申し込みをしていいと思いますが、何を勉強すればいいか分からない人は無料体験を受けましょう。
TechAcademy(テックアカデミー)の料金は大金なので、お金を払ってしまう前に疑問や不安を解消した方が良いです。
TechAcademy
上記ページの上部メニューに「初めての方へ」→「無料体験」というリンクがあります。
ここから申し込みができます。
無料で現役エンジニアがメンタリングをしてくれるので、受講するコースなどを検討しましょう。
現役エンジニアの話を無料で聞けるチャンスはそうそうないので、ありがたいですよね。

というわけで、今回は以上となります。
結論としては、「TechAcademy(テックアカデミー)の料金は他プログラミングスクールと比較すると安い。しかし、自分の目的を明確にしておかないと高い買い物になってしまうかもしれない。」という事になります。
他のプログラミングスクールと比較すると安いと感じるけど、何十万も払う価値はあるのか。