
そんな疑問に答えます。
結論から言うと、「カテゴリ名を含むパーマリンクの方が丁寧なのでオススメです。しかし、カテゴリ設計が済んでいないなら、カテゴリ名をパーマリンクに入れるな」となります。
カテゴリ設計が済んでいないなら、カテゴリ名を含むパーマリンクにしない方が無難
これまでに作ったサイトは事前にジャンルが決まっていて、カテゴリ設計も済んでいたから影響なかった
個人ブログは今後何を書くか分からんので、子カテゴリが増えたりする
だから、投稿名のみにした方がいい
— タク@脱サラブロガー (@takuhx) 2018年11月24日

そして、当ブログ(TAKUNOTE)を立ち上げた際に、何も考えずに、いつも通りのパーマリンクを設定して後悔したので、その経験を記事にします。
※この記事は3分程度で読めます。
僕がパーマリンクにカテゴリ名を入れた理由
パーマリンクを決める際は、以下のことに注意するというのが、一般的に言われていることです。
- サイトの構造が分かるようにする
- どんな記事なのか分かようにする
これらのことから、パーマリンクを以下のように設定しているサイトが多いです。
- https://ドメイン名.com/カテゴリ名/記事タイトル
- https://ドメイン名.com/記事タイトル
基本的に、カテゴリ名を含んでいる方が丁寧です。
WordPressでブログを開設したら、まず設定するのがお決まりですよね。
WordPressってなんだよって方は、以下の記事が参考になるのでご覧ください。
僕はいくつかサイトを運営しており、以前は全てのサイトのパーマリンクにカテゴリ名を含んでいました。
ちなみに、現在は当ブログのみカテゴリ名を含んでおりません。

その理由を説明していきますね。
パーマリンクとは?
そもそもパーマリンクってなんやねんっていう方のため一応説明しておきます。
パーマリンクとはブログやWebサイトのURLの末尾の部分のこと。
パーマネントリンク(Permanent Link)の略です。
この記事のURLを例にすると、以下の赤字部分がパーマリンクとなります。
taku-note.orgは、ドメイン名です。独自ドメインとも言ったりしますが、気になる方は以下の記事をご覧ください。
パーマリンクを見てサイトの構造が分かるようにする
良く使用されるパーマリンクを紹介しましたが、サイトの構造が分かるようにするという点では、カテゴリ名が入っていた方が良いです。
URLを見ただけで、「○○.comというサイトの□□というカテゴリの中の××という記事」なんだと把握することができます。
カテゴリ名が入っていないものと比較すると、より丁寧で分かりやすいですよね。

パーマリンクを見て記事の内容が推測できるようにする
例えば、以下のようなURLがあったとして、どのような記事を想像しますか?
おそらく、「歩き方」とか「散歩の仕方」が書いてあるページなんだろうと予想できるはずです。
このように、記事内容を想像できるパーマリンクが望ましいです。
しかし、屁理屈っぽくなってしまいますが、上記の記事はもしかすると、人間の散歩方法ではなく、ペットの散歩方法についての記事かもしれません。

なので、より丁寧にするなら、以下のようにカテゴリ名を入れるべきですね。
このURLを見て、人間を思い浮かべる人はいないはずです。
当ブログもパーマリンクにカテゴリ名を入れていた
現在は、カテゴリ名を入れていませんが、以前はカテゴリ名を入れたパーマリンクを使用していました。
その理由は、二つあります。
- カテゴリ名を含んだパーマリンクの方が丁寧だから
- 今まで作ったサイトではカテゴリ名を入れていたので、何も考えずに当ブログも同じようにした
しかし、この「何も考えずに」が落とし穴だったんですよね。
パーマリンクにカテゴリ名を入れるのは危ない!
いろんなサイトでオススメしているからという理由で、パーマリンクにカテゴリ名を含めるのは辞めた方がいいです。
- 子カテゴリを追加する時にパーマリンクが変わってしまう
- カテゴリを変更・削除する時にパーマリンクが変わってしまう
それぞれ具体的に解説していきますね。
【階層化】子カテゴリを追加する時にパーマリンクが変わってしまう
カテゴリを階層化する際は注意が必要です。
例えば、カテゴリ名を含むパーマリンクを使用しているとします。
「動物」というカテゴリがあり、その中に犬や猫など様々な動物に関する記事があるとしましょう。
この時は以下のようなパーマリンクとなります。
しかし、記事が増えてきたので、「動物」カテゴリの下に、「犬」や「猫」といった子カテゴリーを作って、記事をまとめたくなったとします。
そうすると、パーマリンクは以下のように変わります。
このように「犬」というカテゴリが追加になるので、それまでのURLは無効となってしまいます。
このままでは、記事へのリンクやブックマークが意味をなさなくなってしまうので、新しいURLへリダイレクトさせる必要が出てきますね。

カテゴリを変更・消す時もパーマリンクが変わってしまう
当然、カテゴリを変更や消す際もパーマリンクが変わります。
「動物」カテゴリを作って記事を書いてきたが、実際は犬に関する記事しか書いていないので、「動物」ではなく「犬」というカテゴリ名に変更したいという場合、 以下のようにパーマリンクが変更になります。
- (変更前)http://○○.com/動物/記事タイトル/
- (変更後)http://○○.com/犬/記事タイトル/
また、「動物」カテゴリ下の「犬」カテゴリや「猫」カテゴリを消す場合、以下のようにパーマリンクが変更になります。
- (変更前)http://○○.com/動物/犬/記事タイトル/
- (変更後)http://○○.com/動物/記事タイトル/
- (変更前)http://○○.com/動物/猫/記事タイトル/
- (変更後)http://○○.com/動物/記事タイトル/
パーマリンクにカテゴリ名を入れたいならカテゴリ設計をしっかりとやるべき
僕が運営しているサイト(当ブログを除く)は、アフィリエイト目的なのでジャンルも決まっていて、サイト作成の時点でカテゴリ設計が済んでいます。
なので、途中でカテゴリが増えたり減ったりすることはないんです。
アフィリエイトに興味がある方は、以下の記事も読んでみてください。
しかし、当ブログは自分のアウトプットブログと位置付けているので、厳密にジャンルが決まっているわけでもないです。
今後もカテゴリを増やしていく予定です。
増やす度にURLが変更になってしまうのは面倒なので、記事数が少ない今なら大した影響はないだろうと考え、カテゴリ名を含まないパーマリンクに変更しました。

さいごに
というわけで、今回は以上です。
結論としては、以下のようになります。
- カテゴリ構造が決まっている場合、(カテゴリ名/投稿名)の形のパーマリンクがおすすめ
- カテゴリ構造が決まっていない場合、(投稿名)の形のパーマリンクがおすすめ
パーマリンクにカテゴリ名を表示させなければ、どんなカテゴリを作ろうが、消そうが、URLに変更は出ません。
特に、雑記ブログなんかはカテゴリ名を含めない方が無難だと思います。
いろんなサイトで、おすすめされているのは、(カテゴリ名/記事タイトル)の形のパーマリンクだけど、本当に大丈夫なのか。
将来的にカテゴリを階層化したり、消すこともあるかもしれないけど、問題ないのか。