
この記事では、そういった疑問に答えます。
結論から言うと、「読者との交流はSNSを使えばいい。そして、大したSEO対策にはならないので、ブログにコメント欄は必要ない」となります。

※この記事は、3分程度で読めます。
ブログにコメント欄は必要ないのか?メリットを考えてみる
結論から言うと、ブログにコメント欄は必要ないと思っています。
このブログの場合、開設時からコメント欄を設置した事は一度もありません。

時には、ネガティブな事を書かれたりすることもあるので、閉鎖するのは良い選択だと思います。
じゃあ、コメント欄のメリットって何でしょうか?
よく言われるのは、”交流の場になる“とかですかね。
でも、それって別にコメント欄でなくてもいいと思ってしまうのが、正直なところ。
ましてや、そんな質の良いコメントが付く経験をほとんどした事がありません。
なので、僕がコメント欄について質問を受けたら、「今すぐ閉鎖しましょう」と答えます。
学生時代にブログでアフィリエイトを始めたんですが、当時のブログにはコメント欄を設置していました。
当時はトレンドアフィリエイトをやっており、月20万円くらいの収入がありました。
その時の話を詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
コメント欄を設置していた理由は、応援してほしいとかではなくて、自分の運営するブログが意見を交わせる場になったら素敵だなあと感じていたから。
しかし、数万pv/日を集めるブログだったのに、意見を交わすどころか、一件のコメントが付くか付かないかってレベルでした。
「どうすればコメントしてもらえるだろう」と読む人の気持ちを考えて、記事を書くようにしていました。
コメントが付くと嬉しかったのを覚えています。
コメント欄を設置していることによって、「ブログの訪問者のことを、より考えて記事を書くようになる」ので、メリットにはなると思います。
しかし、これに関しても、コメント欄でなくてもいいのでは?と思ってしまうのが正直なところ。
ブログのコメント欄に必要性を感じないワケ

ブログのコメント欄を必要としている方がいるのも分かります。
きっと、そういう方のブログには、良いコメントがたくさん付いているんでしょう。
僕がすぐに思い浮かんだのは、無料のWordPressテーマである「Simplicityのブログ」とかですかね。
僕がアフィリエイトを始めた頃に、大変お世話になったテーマで、分からない事があったら、いつもこのブログで調べていました。
コメント欄の内容がとても参考になったりするんですよね。
こういう場合は、SEO対策にもなってるなと思うんです。
だって、記事内に書かれていない情報が、コメント欄にあるから。こういうコメント欄は、ブログ読者のためになりますよね。

コメント欄を必要とするサイトやブログって意外と少ないと思います。
それでは、必要性を感じない理由を紹介していきます。
コメント欄は、ほとんど使われることがない
使われないコメント欄は、無駄です。
これは、議論を促すようなジャンルのブログでないなら、しょうがない事だと思います。
特に、SEO対策をして検索流入が大半を占めているアフィリエイトサイトとかであれば、コメントが付く事は稀ですよね。
なぜなら、検索流入してきた訪問者は、記事を書いた人と交流しにきたわけではないから。
商品に興味があったり買いたいと思っているから、あなたのブログに訪れたので、読者からのコメントを期待しすぎるのは、あまり意味がありません。

ブログのファンを増やしたければ、ブログと同時にSNSも頑張って更新していくと良いです。
ブログの表示速度改善につながる
コメント欄の閉鎖による、表示速度改善の効果はあまり大きいものではないにしろ、多少の改善にはなります。
- ユーザーのストレス解消
- 検索順位が上がり、アクセス数が増える
- お問い合わせや商品購入につながる
ページの表示が遅くて、ブラウザバックした経験はありませんか?
きっとあると思います。そう、ユーザーは待ってくれません。
だから、ページ表示が遅いと、コンバージョンが下がります。
「自分のブログのスピードってどんなもんなの」って方は、計測してみてください。
ユーザーが快適に記事を閲覧できるよう、無駄なものは除くべきですね。
仮に、表示速度改善がSEOに影響ないとしてもです。
表示速度には、画像の読み込み、ソースの記述内容などが大きく影響しますが、コメント欄に限らず、使っていない機能があるなら、省いていきましょう。
アフィリエイト広告の規約違反を回避できる
広告の規約に触れないように、記事内での表現に気を使っていても、コメント欄につく不適切な表現は、どうすることもできません。
googleアドセンスの場合は、以下のような規約があります。
- 露骨な性表現
- 意味のないキーワードの羅列
- 犯罪に繋がる情報の提供
ブログにコメント欄を設置する場合は、こういうリスクについても考えなければいけないんですよね。
コメントを承認制にすれば、この問題はクリアできますが、「自分の記事執筆で精一杯だし、読者のカキコミまで面倒見ていられない。」という方は注意が必要ですね。
スパム対策になる
コメント欄には、どうしてもスパムコメントがつきます。
ブログを運営しているなら、きっと経験したことがあるはずです。
訳のわからんサイトへのリンクが貼られていたり、謎の文字列の連続みたいなやつです。
人間が書いたものではなく、単語を繋げるようなプログラムが作った不自然な文章にリンクが貼られたりしています。

コメントを承認制にしている場合は、影響ありませんが、いちいち管理画面に、やかましいコメントがつくのは、イライラしませんか?
こういうスパムコメントの目的は、アクセスをもらうためであったり、被リンクをつけるためであったりします。
もし、コメント欄に必要性を感じていて、閉鎖はしたくないという場合は、スパム対策用のプラグインがありますから、導入してみましょう。
ちなみに、海外からのアクセスを制限するだけでも、かなり効果があります。
悪質な誹謗中傷を受けずに済む
ブログ運営をしていれば、ポジティブな意見もあれば、ネガティブな意見もあります。
「批判も貴重な意見だ」
もちろんです。失敗から学ぶことは重要です。
ですが、自分の運営しているサイトに、わざわざ誹謗中傷コメントを載せておく必要性はないですよね。

コメント欄は匿名性が高いから、責任を持って発言している人って少ないんですよ。
そのため、コメント欄における批判的なコメントは、意見というよりも、「もはや暴言じゃねえか!」ってなることが、SNSより多いです。
ブロガーやアフィリエイターも人間なので、酷いことを書かれれば傷つく事もありますし、ストレスも溜まります。
コメント欄の管理が必要なくなる
コメント欄は、ほとんど使われることがないと書きましたが、仮に何十というコメントで賑わったとしましょう。
そこには、あなたが書いた記事に対して、様々な意見が書かれます。
あなたは、どう思いますか?
「たくさんのコメントを貰えて嬉しい。seoにも効果的だ。」
自分の書いた記事にいろんな意見を寄せてもらえる事は嬉しいことですよね。
称賛であろうと、批判であろうと、自分の書いた記事に関心が集まると、ちょっとした人気者になったような気分になれたりします。
それに、読者が有益な情報をコメントしてくれたなら、もちろんseo対策にもなります。
しかし、投稿されたコメントを確認せず、そのまま放置というわけにはいきません。絶対に管理する必要があります。
なぜなら、差別的・暴力的な表現があったり、露骨な性表現がある場合、googleからの評価が下がるからです。
不適切な表現がないか、一つ一つチェックするのは大変なことです。
最悪の場合、管理人であるあなたの責任を問われることもあるので、注意が必要です。
ブログのコメント欄は不必要なのでいらない!snsで事足りる
結論は、「Twitterがあれば、ブログ読者との交流は可能であり、面倒な管理の必要もなくなるので、ブログにコメント欄は必要ない」というのが僕の意見です。
コメント欄は、交流の場として使えるというメリットがありますが、これはTwitterで代替可能だし、むしろ上位互換だと思っています。
あと、seoに効果的ってのも期待できません。SEO対策になるのは上記で説明したように稀です。有益な情報を書いてくれる読者ってかなりレアです。

ということで、今回は以上です。ブログのコメント欄の必要性は、そのサイトの形によって変わりますが、今一度その必要性について考えてみたらいかがでしょうか。
いずれにしろ、SNSはコメント欄の代用としてだけではなく、個人のブランディングにもなるので、運用はしたほうがいいですね。